きらきらのたまご

私の私による私のための休憩室

私を特別な存在にできるのはこの世で私だけ

ふとした思いつきでブログを始めてみる。これで何度目になるだろう…。

私は基本的に三日坊主だ。思い立ったらすぐ行動し、思い立ったらすぐやめてしまう。「思い立ったが吉日」だとしたら、毎日が吉日。


昔から有名人になるのが夢だった私は、今までいろいろなことに手を出してはすぐやめてきた。劇団に入ったときは出演することになった舞台の脚本が全く面白くなかったという理由で半年で辞め、可愛い制服で働けて、あわよくばそこからデビューしているアイドルグループに入れるんじゃないかという浅はかな思いつきで始めたメイド喫茶のバイトは研修期間の時給が850円なのに思いのほかキツすぎて2日で辞め、最近では、地下アイドルの研究生を約1カ月で辞めた。この他にも、長続きしなかったことはものすごくたくさんある。

有名になりたかったはずなのに、努力が全くできなかったのが今までの私。ゆとり世代の悪いところだと世間で言われているものの全てを持ち合わせたハイパーゆとりだ。むしろ頑張っている他のゆとり世代の方々に申し訳ない。私みたいなやつがいるために、「これだからゆとり世代は…」って言われて嫌な思いをしている人はいっぱいいる。ごめんなさい。


どうして今ブログを始めようと思ったかというと、そんな自分を変えたいと最近強く思うから。

今までブログを始めてはやめてきたけど、今回だけは違う!
と言い切りたいところだが、これまでの積み重ねがあるのでそんなことは言えない。

ただ、思うのだ。
確かに私は、何かを始めてはすぐ辞めることでたくさんの人に迷惑をかけてきたけれど、そのことでそのあともずっと困り続ける人はいないと。強いて言うならば、ずっと困り続けるのは自分自身なのだと。

何かを続けたりやり遂げたりすることができない自分を作り上げてしまった今までの自分が、これからの自分をダメにしてしまうという危機感が、今の私にはある。

だから、何かを続けてみたいと思った。そして、まずは誰にも迷惑をかけないブログがいいんじゃないかと。


私は今、どこにでもいる22歳の女子だ。きっと同じような人間は世の中に山のようにいるし、自分にしかできないことって広い世界ではおそらく何もない。

10代後半から20歳になるくらいまでにはそのことに絶望して塞ぎ込んでしまった時期もあった。自分なんていてもいなくてもいいし、むしろそれならこの世界から消えてしまいたいとさえ思っていた。
そして何故か、20歳になるまでに死ぬだろう、とも思っていた。不思議だ。何でそんなことを思っていたのか…安定剤や睡眠薬の飲みすぎで思考回路がおかしくなっていたのだろうか。

ともあれ、私は無事に(?)20歳を迎え、もうすぐ23歳になる。20歳を迎えてからはふっきれたというか、特別な何かになれなくても自分がやりたいことをやろうと考えるようになった。そう考えたところまでは間違ってなかったんじゃないかと思う。やりたいことを始めたその後が問題だったが。


どこにでもいる私を特別な存在にできるのは、私自身だけ。私は私を幸せにする義務と責任があるのだ。たとえ誰も触れない世界の果てにいたとしてもそれは変わらない。


私にしては珍しく7カ月以上続けられているバイトとともに、このブログも続けていけたらと思う。